皆様こんにちは!
梅雨真っ盛りの京都はジメジメした空気が続いております。
これから暑さが厳しくなってきますので、くれぐれもお体にご留意くださいませ。
さて、今回は京都名物の「八ッ橋」の由来と、お得な夏の新プランについてご紹介いたします!
八ッ橋の由来「八橋検校」とは?
今や京都土産の代名詞になっている八ッ橋。
諸説ありますが、この八ッ橋は、八橋検校という人物が由来とされています。
八橋検校は江戸時代に活躍した箏曲八橋流の創始者であり、作曲の才能に恵まれていた人物でした。
ある日、検校は井筒茶店の主人である岸の治郎三が飯びつを洗う際に残ったわずかな米を捨てることに気づきました。
検校はその行為を惜しいと感じ、小米、砕米、そして残りの米に蜜と桂皮末を加えて堅焼き煎餅を作る方法を教えたとのこと。
この方法が、京都の堅焼き煎餅の始まりとされています。
その後、検校は1685年に亡くなりましたが、検校を偲びながら井筒茶店を含む祇園の茶店で、琴の形に仕上げられた堅焼き煎餅を「八ッ橋」と名付けて販売したと伝えられています。
これが大流行し、現在でも京都の名物の代表として親しまれています。
検校の創造性と食へのこだわりが生み出した八ッ橋は、京都を訪れる人々にとって欠かせない味覚の一つとなっています。
なお、検校のお墓は、浄土宗大本山・金戒光明寺(黒谷)の塔頭、常光院内にあり、このことから常光院は「八はし寺」とも呼ばれています。
検校の命日にあたる毎年6月12日には、常光院で法要も行われ、井筒八ッ橋では毎年6月を「八橋祭」とし、検校を偲ぶ月としています。
八ッ橋付き!夏の宿坊ステイプラン
さて、この夏、和順会館では、夏の清涼感を存分に味わえる特別なプランをご用意しています。
その名も「緑と清涼感に包まれる夏の宿坊ステイプラン」
このプランは「日常の喧騒から離れ、心身をリフレッシュする贅沢な時間を過ごす」をコンセプトに、緑に囲まれた和順会館で清涼感を味わってもらう特別プランです。
特典としましては、チェックイン時に夏季限定の生八ッ橋「黄桃と青りんご」をプレゼントさせていただきます。
白あんに黄桃と青りんごの果実を合わせた爽やかな風味は、まさに夏の味わいそのもの。
冷やしていただくと、一層の美味しさと共に心地よい涼しさが口いっぱいに広がります。
この夏、暑さを吹き飛ばす生八ッ橋の美味しさをぜひご堪能くださいませ。
プレゼントされる生八ッ橋は、和順会館内の売店「沙羅の木」でも購入可能です。
ぜひお土産や贈り物にもご利用くださいませ。
なお、2泊以上のご利用でも、生八ッ橋はおひとり様につき1つとなりますので、予めご了承ください。
ご予約は下記リンクよりどうぞ!
ショップ 沙羅の木の基本情報
- 営業時間:8:30~19:30 (時期により変動致します)
- HP:https://www.wajun-kaikan.jp/shop/
- TEL:075-533-2121