皆さま、こんにちは!(^^♪
今年も梅雨の季節がやってまいりましたね。
しとしとと降り続く雨に、どこか心も静かに落ち着くような日々が続いています。
湿度の高い蒸し暑さに少し気が滅入りそうになりますが、雨音に耳を傾けながら夏の訪れを静かに待つのも、この季節ならではの楽しみかもしれません。
さて、今回は6月12日、13日に知恩院で行われた法事讃について取り上げていきます。
法事讃とは?
「法事讃」は、浄土宗において非常に大切にされているお勤めの一つです。法然上人が師と仰がれた中国の善導大師(613-681年)が撰述されたもので、極楽往生を願うための教えが込められています。
法事讃の独特な進め方
浄土宗の日常のお勤めでは、通常、維那という方が句頭(お経の最初の部分)を唱え、その後に大衆(参列者)が続いてお経をお唱えすることが多いです。しかし、「法事讃」は少し異なり、独特の形式で進められます。
このお勤めでは、左右に分かれた召請人と讃衆が交互に立ち上がってお唱えします。
* 召請人が、低い音(下音)、中くらいの音(中音)、高い音(上音)の順で句頭を唱えます。
* その一句一句に対して、讃衆が「願往生」または「無量楽」と答える形で、お唱えが進められていきます。
以下、法要の様子をご覧くださいませ♪
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↑善導大師の肖像画
↑雅楽を演奏している様子。
このように、問答形式で進められる「法事讃」は、阿弥陀仏への深い信仰と極楽往生への強い願いが、その一つ一つの言葉に込められています。
今年ご参列いただけなかった方は、来年のご参拝を是非お待ちしております。
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