皆さま おはようございます。
11月に入り、京都の最低気温が10℃を下回るようになり
朝晩の冷え込みを感じる季節となりました。
来年2024年は浄土宗が開かれて850年の節目の年となります。
浄土宗の総本山知恩院では2024年4月に慶讃法要を勤め、節目の年を讃えます。
是非、皆様にもお参りいただければと思います。
さて、知恩院和順会館の入口には、“せいし丸さま”のお像がございます。
そんな入口に安置されている“せいし丸さま”とは、一体どなたなのでしょうか?
ご存じでしょうか?
“せいし丸さま”とは、浄土宗を開かれた法然上人の幼少期のお名前を勢至丸といいます。
法然上人お母さま“秦氏”はカミソリを飲む夢を見て、法然上人を懐妊されたそうです。
カミソリは切れる→頭のキレる子に育つ。
智慧の菩薩様である勢至菩薩のように賢く聡明に育って欲しいという願いから勢至丸と名づけられたそうです。
そんな和順会館の入口に安置されている“せいし丸さま”のお像も長年の風雨により、傷みなどが目立つようになりました。
来年、浄土宗開宗850年という節目の年を迎えるにあたり、“せいし丸さま”を綺麗にさせていただきました。

ブロンズ像の汚れを手作業で丁寧に落としています。
手作業で数日掛けて綺麗にしていただきました!
違いは一目瞭然!!美しく仕上げていただきました。
綺麗になられた“せいし丸さま”。
最後に開眼法要を勤めさせていただきました。
開眼法要の日は、朝から雨が降っていたのですが、不思議なことに、
法要の直前に雨もあがり滞りなく法要を勤めさせていただきました。
これからも、“せいし丸さま”が皆様のご来館をお迎えしております!
和順会館にお越しの際は、“せいし丸さま”にどうぞ手を合わせて下さいね^^
合掌