皆さま、こんにちは!
ここ京都では、日中の気温が30度を超える日がちらほら
増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
熱中症などくれぐれもお気をつけくださいね(^^)v
さて、知恩院和順会館では、地下1階『ギャラリー和順』にて
6月13日(木)から6月19日(水)まで
岡山県津山市の作陶家 鈴木 禎三氏の個展が
開催中です!
『曜変天目』という茶碗を皆さま、ご存知でしょうか?
12センチほどの碗の中に小さな宇宙が広がり、間近に天の星々を感じる事の
出来るもので、国宝に認定される程の美術品です。
小さな器ではあるものの、その美しさには織田 信長や豊臣 秀吉、
徳川 家康などの名だたる戦国武将が魅了されたとされています。
鈴木 禎三氏はその曜変天目を独学で研究し、生み出す作家であります。
鈴木 禎三氏の略歴。
昭和49年 大阪府堺市に生まれる。幼少期に陶芸家であった祖父の影響を受ける。
平成2年 祖父の死を機に陶芸の道を志す。
平成5年 岡山県備前陶芸センター入所。
平成6年 岡山県備前センター卒業。備前焼き窯元で修行に励む。
平成9年 青年海外協力隊事業に参加。フィリピン共和国ネグロスオリエンタル州の
貿易工業省及び化学技術省、窯業プロジェクトを担当。
平成12年 日本に帰国。
平成14年 天目の研究を始める。
平成26年 松坂屋名古屋店にて初の個展。
平成30年 『曜変』の初個展。
そんな鈴木氏の作品を一部ご紹介したいと思います(^^)v
日本で国宝に指定されているのは五点だそうです!!
それだけで大変貴重な代物である事が分かりますね……
まさに宇宙。
色彩が息を呑むほど素晴らしいです!
実際に観覧してみるとその美しさに魅了されます(*_*)
光の加減でその釉薬の色が変わって見えるのがまた魅了されます….
鈴木 氏一押しの作品です!
青色が見る角度によって濃い青や薄い青に刻々と変化していく様が、本当に
美しく素晴らしいです。
どの作品も時間を忘れて見入ってしまうものばかりです!
是非とも皆さま、お越しいただきその素晴らしさを体感くださいませ。
なお、展示の作品はどれも販売しております。
鈴木氏は個展期間中滞在されていますので、ぜひお越しください(^^)/
浄土宗総本山 知恩院 浄土宗開宗850年 特別展
Teizo Suzuki Exhibition
鈴木 禎三 展
◆開館時間
2024年6月13日(木)~19日(水)
AM10:00~PM6:00
(最終日PM5:00)
◆入館料 無料
◆会場
知恩院 和順会館 地下1階 『ギャラリー和順』
当館への宿泊も職員一同、心よりお待ちしております!