恒例の梅染め展のご案内です!
「春の梅衣展」と題し、目に鮮やかな作品が多数展示されております(ˆΟˆ)
まず、「梅染め」のおさらいですが、
梅染とは京友禅を、梅の木を原料とする染料で染めた優しい色合いの染物です。
自然な色合いがとても美しいです。
今回は梅染めの展示以外にも楽しい催し・展示が目白押しです☆
いくつかご紹介したいと思います。
↑ 写真右側の作品が、今回のメイン展示の梅の古木で染めた
「古梅染め(こばいぞめ)」です。
左の作品が染め師の山本先生が娘様の為に染色された
「紅梅染め(こうばいぞめ)」です。
自然の色合いがとても美しい作品となっております☆
中央にいらっしゃるのが山本先生です。
展示会場にも出向かれることがありますので
お会いできれば貴重なお話を伺えるかもしれませんね(ˆΟˆ)
↑ こちらの作品は京都北山の千年杉の樹皮で染色したものです。
樹皮独特の色合いが梅染めとは違った雰囲気ですね!
分かりにくいですが、画像右下の写真が実際に千年杉の前で
撮影されたものです!凄い迫力です!
↑ 今回はその他にも、山本先生が趣味で始められた墨絵を
数点展示しております。
普段芸術系のお仕事をされているだけに、墨絵も素敵な作品ばかりです☆
↑ また今回は、ワークショップも催されておりまして、
500円~1000円で、小物入れや名刺入れなどをお作りいただけます。
このような体験も大変貴重ですので、和順会館にお越しのの際は、
是非お立ち寄りくださいませ!
「春の梅衣展」
会場:和順会館 地下1階「ギャラリー和順」
日時:2016年2月1日(月)~2016年2月28日(日)
11時~17時まで(最終日のみ16時まで)
※入場無料
☆法要のお知らせ☆
知恩院では2月13日~2月15日の3日間、大きな涅槃図をかけて
遺教経(ゆいきょうぎょう)をお唱えして涅槃会を行います。
涅槃会は、お釈迦さまがご入滅され涅槃の境地に入られた日に行われる法要です。
涅槃とは、サンスクリット語の「ニルヴァーナ」を訳したもので、「火を消した状態」を
表わしています。
燃えさかる煩悩(ぼんのう)の火を滅して、迷いの無くなった悟りの境地をいいます。
その涅槃図が、明日まで和順会館に飾れています☆
涅槃図 ↓
涅槃図にはお釈迦さまが沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で
頭北面西(ずほくめんさい)のお姿で横たわり、
その周りでは十大弟子や諸菩薩をはじめ鳥獣や虫類の嘆き悲しむ姿が
描かれています。
和順会館に飾られるのは12日までですが、
2月13日~3日間の間、知恩院にてあわせて有縁の方々のご回向も行っていますので、
この機会に是非ご参拝くださいませ(ˆΟˆ)!
それでは皆様、知恩院にご参拝される際や京都へ観光に
いらっしゃる際にはアクセスが大変便利な和順会館へ、是非ご宿泊下さいませ☆
和順会館スタッフ一同心よりお待ちしております(ˆΟˆ)